行事:ランターンウオーク 急に寒さがましたこと、また私も体調を崩していた事も含めて、このランターウオーク、一時はどうなるかと思いましたが、無事遂行する事が出来ましたことに心より皆様に感謝致します。 我が子が小さいときからこの行事はいつも冬が到来したなあという寒い木枯らしが吹いた時の夕刻に行い、凍てつく寒さでランタンを持つ手もかじかんだ事を思い出しました。 静かにランタンの歌を歌ったり、ちらちらと光るランタンをもった子供達とその家族の長い列を眺めたり、最後に頂く暖かいアップルサイダーの美味しかった事なども記憶が浅くまるで昨日のようです。 今年初めての虹のかけ橋日本語学校でのランターンウオークが行われた訳ですが、みなさん葉初めて体験されたご家族の皆様とフォートグリーンパークを歩いているうちに、次第に周りの雰囲気に影響されてか静かに火を見つめて歩くというような雰囲気が自然に生まれ、最後は大きな切り株の上にランタンをおいてみんなで静かにそれを眺めながらお土産のおみかんをY先生に頂き、そのまま、また静かに解散した次第です。厳かな心温まる時間が共に過ごせました事に心より感謝致します。 また今回参加が出来なかったご家族の方、諸先生がた共々来年度は I是非一緒に冬を迎え入れる行事が体験できることを願っています。 ランターンウオークのマーティンマス(11月11日) 騎士である聖マーティンは、寒い冬の間に馬に乗っている時に乞食に出会います。寒くて震えていた乞食は、マーティンに物乞いをします。マーティンは、乞食にとりあわずその場を去るのですが、気が変わって乞食のところに戻り、マーティン自身を包んでいたマントを2つに切り裂いて、半分を乞食に渡します。 後日、マーティンの夢の中に乞食が現れます。夢の中で、その乞食が、実は、キリスト自身であったことを知るのです。 この出来事から、聖マーティンは、兄弟愛、心遣い、共有を象徴する人とみなされ、それにちなんでお祝いします。 このマーティンマスを、シュタイナー学校ではランタンウォークの行事で祝います。子供達手づくりのランタンにろうそくの火を灯して、暗闇の中をランタンの光をたよりに歩きます。(お話は宗教に基づいていますがこのランターンウオークは、宗教的な部分を超えてみんなが明かりをともして寒くて暗い冬をランタンにともした光で見失わないように進めるようにという願いも込められています。 これは人生にも例えられて路頭に迷いそうになった時にこのランタンにともされた火の事をいつも思い浮かべて正しい道は必ず開けて来て常に自分は導かれて前に進んで行く事が出来るという強い意志を持てるようにという願いも込められています。子供達だけでなく大人である私達もこのような行事に積極的に参加して季節の節目節目をお祝いして行く事の大切さを学んでいただけたらと願っております。 メインレッスン
音読「大きなかぶ」:音読をしました。後に一人一人配役を割り当てて、みんなが動きながらその役になりきって声に出してお話を言いました。 全員が動いて声に出した時は全員が大変盛り上がって何を言っているのか、やっているのかを確認しながら出来たので内容がまたより理解できたような子供達の反応がありました。 最も好きな役柄になってなりきって動く楽しさは格別ですね。みんな舞台に立ったように生き生きとしてお話しを声に出していました。 大きなかぶのお話をの絵をメインレッスンブックに描きました。 漢字 2年生 春、夏、秋、冬 カクベーをつかって漢字の書き順と形を学んでいます。 今年はこの方法で覚えていると書き順に興味を示してくれてみんなの漢字が整ってきたように思います。 次回この内容のプリントをお渡ししますのでご家庭でもどうぞご活用ください。 1年生 中 しりとり遊び 国語ノート1ページにしりとりをしました。 プリントは持ち帰ってもらいましたのでご自宅でご覧頂き、引き続き今週の宿題でご自宅で同じように 「ん」でおわらないよう1ページ続けてしりとり言葉を書いてみましょう。 お話 「ねずみ経」を出しています 実はこのプリントをコピーしている時コピー機が詰まってしまったので最後の短い3行のプリントがついていない人がいます。 その内容は、P172 るほどおどろいた。「ああ、やっぱり見られとったわい。」 どろぼうは大慌てで、逃げて行ってしまったという事だ。 今週の宿題 「こぶたがいっぴき」、「いちもくさん」の詩を覚える。 笛の練習 :毎日ちょっとでも触る事、吹いてみる事が大事です。少しずつ指使いも練習して下さい。 漢字、しりとりをノートに書く。 「ねずみ経」を読み聞かせる。 手仕事、かぎ針編みを練習 3年生 授業報告 今回は前回の授業にに引き続き大豆を使って調理実習を行いました。 前回は「五福豆」と大豆の原型を残した家庭料理を実習しました。 今週は大豆をつぶして(撹拌)し、それを布巾でしぼって豆乳、おから作りを体験しました。 生徒たちに持参してもらったすり鉢、すりこぎで茹でた大豆をつぶし、つぶしきれなかった部分は機械で撹拌させそれぞれが持って来た布巾で大豆をしぼりました。 昨今過程で自ら豆乳を作るなどの手の込んだ作業はせずとも市販のものが購入できるので子供達は初めての経験だったと思います。 出来た豆乳は豆腐の味がたっぷりするとても濃厚な味でした。子供達はあまりの濃いさに「おいしくない」を連発していましたが、大豆からしぼりたての豆乳を飲んだ事はとても貴重な経験となった事でしょう。 そして布巾に残ったかすは「おから」がとれてこれをお野菜と煮て日本人はまた別の一品としたお話をしました。 「おから」もあまりなじみがないのか珍しがって少し摘んで試食しましたが、以外と美味しいという感想でした。 調理実習に伴ってレシピの文章をもとに調理用語などを学んで行きました。 時間も手間もかかりますが実際の作業を伴って学ぶ日本語は生きた日本語だと思います。 少なくとも子供達の心に残った貴重な体験をしてくれたと思います。 調理手順: 1、大豆を2−3時間水に(ひたす)。 2、水でふやかした大豆はどろどろになるまで(つぶす。) 3、ドロドロになった大豆をなべで(にる) 4、に立ったら、ふきんでしぼり、(こす) *ふきんの中に残った物を(おから)と言い、こされたえきを(豆乳)と言います。 また豆乳を温めてはった薄い膜を 「湯葉」というお話もさせていただきました。 宿題: 今回持ち帰っていただいた「おから」で尾から料理を作ろう。 おからを作るレシピを作成、 感想を書いてくる。(プリント配布済み) 調理例)人参、干し椎茸、(戻し汁)、こんにゃく、玉ねぎをそれぞれ切る。 フライパンで野菜を(いため)おからをいれてさらに(いためる) 干し椎茸のだしをいれて、調味料で味付けをして(にたく にる+たく)。 漢字練習(25分) 新出漢字:湯 葉 、調味料、 復習漢字:油、水、出来る、持つ、帰る、豆にゅう、 言葉:ひたす、つぶす、にる、こす、おから、ふきん、火にかける、ふっとう。味つけ、 に立つ、 味付けの基本、これらはどの調味料をさしているのか?調べましょう。 *さ、し、す、せ、そ 今週は体験で参加されたお友達が2名加わって女の子4人のにぎやかなグループになりました。活気のある楽しい授業でした。 調理実習もみんな協力して楽しく作業が出来ました。 忘れないうちに一度ご自宅ででも復習がてらに大豆から豆乳そしておからを作る作業をされる事をお勧めします。 おからの料理またはお菓子を作る作業は宿題となっていますので必ず実践して下さいね。 なお、これから後半に向けて大豆を使った発酵食品へと展開して行く予定です。 また保護者の方達のご家庭でのサポートをお願いするような作業が続きます。どうぞ引き続きよろしくご協力お願い申し上げます。 小学部担任 ![]()
今日は秋晴れの澄んだ空がとても美しいお天気に恵まれた一日でした。
来週のランターンウオークを控えてみんなでランターンの瓶に色とりどりの薄い和紙を貼り、飾りました。 材料を揃えて下さり作業をお手伝い頂いてご協力頂きました保護者のみなさまありがとうございました。 かわいらしいステンドグラスのような姿のランターンが出来上がりました。 来週は手持ちの部分をつくり、ティーライトキャンドルを入れて出来上がります。 来週のランターンウオークにご家族で是非ご参加ください。 皆様にとって、これから迎える長い冬に備えて心に灯をともしてくれるとても意味深い行事です。 冬は縮小の季節で自分の内を見つめ、春が来る時までにまた元気なエネルギーを蓄える大切な期間です。 <メインレッスン 1、2年生 > 「食べられた山んば」の回想 良くよお話を聞いて来ている生徒が増えている印象でした。今日は積極的に目を輝かせて手を挙げて答えるK君の姿が印象的でした。素晴らしいです。 またお話の場面を覚えているけど言葉がもう一つ出てこないというもどかしい顔をしている生徒もいました。何れにしても全体的に進歩がみられています。この調子で読んであげて下さいね。 メインレッスンブックの絵を完成、お話を回想した後、前回書いた絵の続きを完成させました。普段は急いで絵を書かせるのでみんな不完全燃焼だったのでしょう。今日は新たにお話を回想したこともあり、自分の絵をみて思い思いに自分の絵を完成させていました。出来上がった絵は白く塗り残したところがほとんどない素晴らしい絵でした。このくらい時間をかけるべきなんだなあと改めて実感しました。子供達も満足そうでした。 単文をかく、(2年生) 先週の宿題に出しましたお話の単文をメインレッスンブックにブロッククレヨンで縦に行を書き、板書しました。 自宅で一度書いている事もあって、音読をした後、おのおの自分で声に出して読みながら書いていました。 *今後授業内で書き上げられなかった文書、絵などは宿題とさせていただきますのでご自宅で時間をかけてゆっくり書き上げて下さいね。 お休みされてもできるだけ抜けた部分は同じように自宅での作業をお願いします。(必須ではありません。) 「た」を練習(1年生) メインレッスンブックに大きく「た」の文字を書きました。 漢字 「引く」(2年生) 漢字のかくべーといってほとんどの漢字は9つの特徴ある「かく」から成り立っているそうです。例えば、「横線 ー」、「縦線 |」、「かくかぎ」、や「斜めかぎ」他です。 ちなみに、今週の「引」という漢字はかくかぎ、→横線→ななめかぎ ー> 縦線はね。 という風に書くと「引」がかけます。これは正しい書き順を知る、漢字の大事な細かい部分に気がつく、また画数を必然的に理解する事が出来るのです。 漢字を絵でとらえるという特徴の次にパズル的なパーツでとらえる方法を導入し始めています。これからの漢字はどんどん難しくなり、2つ以上の意味のある漢字が一緒になった物も増えてきます。また書き順を見直す為にもしばらくこの方法で徹底的に書き順を洗い直してみたいとおもいます。 この書き方で漢字の画数をクイズにしたらN君は手を動かしながら数えて「4画」と答えていました。 今年は、漢字をどんどん覚えて行きますよーー。 ちなみに、 「日」は縦線、ー>かくかぎー>よこせん、ー>よこせんー> 「山「はたてせんー>かくかぎー>たてせん です。 「大きい」、「小さい」)(1年生) まだ1年生は象形文字を楽しむ時期です。「大きい」と「小さい」の特徴を絵に描いて漢字を勉強しました。 「大きなかぶ」 全員で音読 プリントまたは教科書を見て「大きなかぶ」を全員で音読しました。 「てにをはが」をしっかり読めるようご自宅で引き続き音読練習をお願いします。 とても混乱する部分です。しかし何度も繰り返し出てきますので覚えてしまうことですね。 又1年生の生徒は保護者の方が何度も本文を読みきかせて文面をみないで覚えてください。 <メインレッスン 3、4年生> 今週は大豆を使っておかずを一品「五福豆」を調理しました。 エプロン、三角巾をつけて人参、ごぼう、昆布、を切って、煮て来た大豆と一緒に煮含め、砂糖、醤油、を加えました。 調理をしながら合間をみて授業を進めて行くという忙しいメインレッスンでしたが美味しい「五福豆」が出来上がり、ランチに子供達や保護者の人たちに配ってみんなで美味しく正味させていただきました。 以下の文面で格好の中を抜いて調理しながらどのような作業でどのような言葉を使うのかを学びました。 1、大豆を2−3時間水に(ひたす。) 2、にんじん、に豆、こんぶ、ごぼうを一口大に(切る。) 3、1の水を捨てて、大豆と切った野菜をなべにいれる。 4、なべにめんつゆ、さとう、しょう油と水を50ccを加え、中火で(にます。) 5、ふっとうしたら、味を見て、(味見)うすければしょう油を(足します。) *あら熱をとるためにおいておくと、味が馴染みます。 また、メインレッスンブックにはこの調理の順番とそれを絵にもしました。(仕上がっていない生徒は宿題になっています。) 漢字や、言葉を国語ノートに書いて練習しましょう。 新出漢字: 強い、弱い、味、 復習漢字:時間、水、切る、しょう油、足す、 言葉:一口大(ひとくちだい)、中火、強火、弱火、あらねつ、なじむ、 煮る、味見 宿題では、以下の内容が書かれたプリントに本日の「五福豆」の調理と味見の感想を書く事、そしてさらに大豆を使った新しいレシピを創造してみるというものです。 もし「五福豆」がどんな味だったか、どのように調理したかを忘れてしまった生徒や、授業をお休みされた生徒はご自宅で一度再現してみて見られる事をお勧めします。 また新しいレシピも楽しくて美味しくてみんなが好む物を考えてみて下さいね。楽しみにしています。 来週持って来てみんなに試食させてくれてもいいですよ。 来週も引き続き大豆を使って調理をしますが、また違った形の調理法なので楽しみにしていて下さい。 用意する物は近いうちにお知らせします。 五福豆の調理実習プリントを仕上げてくる。次回発表する。 1、どんなところを工夫して作りましたか? 2、どんなところが難しかったですか 3、五福豆の味はいかがでしたか? 4、五福豆にはどんなお野菜を入れましたか? 5、今度五福豆を作るとしたら他にどんなお野菜があうと思いますか? 6、自分で茹でた大豆を使って新しいレシピを考えてみて下さい。 名前をつけて作り方などを発表しましょう。 <全学年お知らせ> <ランターン作り> 今日は手仕事のクラスの代わりにランターン作りをしました。 お手伝い頂きました保護者のみなさまありがとうございました。(かよさん、あきこさん、まりこさん) 来週は手持ちの部分を作ります。今年は針金で作る予定です。 どなたかペンチをおもちの保護者の方2名ほど来週午前中の間にハンドルをつけて下さいませんか? 連絡よろしくお願いします。 午後には子供達に手の部分にウールを巻いて持つところが冷たくないように工夫したいと思います。 <笛の練習> だいぶ音に慣れて指が動く様子が見えてきました。 ご自宅で練習する時間、毎日笛に触れる時間が大切です。少しずつでいいので指の押さえる位置を確認し息継ぎをするところを見てあげて下さいね。 一番いいのは保護者の方が引けるようになる事が先決です。そうする事によりどのように指をうごかせばいいのか、いつ息継ぎをすればいいのかが分かります。 もしどうしても大変な場合、申し出て下さい。少し時間をとって個人的に指導させていただきます。 <手仕事> 1年生は編み物、2年生はかぎ針編み、3−5年生、4本の編み物をする予定でいます。 それぞれプロジェクトは違っています。 今年一年かけて一作品を作って行きます。時に行事などで手仕事の時間を別のクラフトにあてがう時があります事をご了承ください。 それぞれにYouTubeなど画像で後ほど今練習している編み方を送ります。 <お正月の会準備> 昨年山本 恭子さんに(さらちゃんのお母さん)作っていただきました獅子舞がを4匹持って来ていただきます。つきましては12月よりお正月の会に向けて獅子舞の練習を始めたいと思います。全員参加です。太鼓をたたく、笛をふく、獅子舞を踊る担当に分かれる予定です。 今年のお正月の会もコミュニティー内で行う予定です。みんなでお正月の会を盛大に盛り上げて楽しいものにして行きましょう。 つきましては学校よりお正月の実行委員会なる人を選出し、小学部の教師を中心にこの会を作って行く予定となりますので今年この会で中心になって盛り上げて下さる保護者を募集します。 2−3名が理想です。その方と私達教師でどのような内容にするかを取り決め幼児部教師、保護者の方々と事務の方々にお手伝い頂き、いい物を作れたらと希望します。 どうぞよろしくお願いします。 次回の授業は来週となっています。冬時間となり早く日が沈むのも重ねて寒さも増して来ています。どうぞ風邪などひかれませんよう充分に体調を整えてまた来週元気な顔を見せて下さいね。 *注意:段々9時半に登校する事が難しいような傾向になりつつありますので、朝は余裕をもって登校できるよう、宿題を出来るだけ前もって片付けて前日は良く寝る事をお勧めします。 それではまた今週お会いしましょう。 小学部担任 |
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October 2020
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