急遽、6月6日(土)にオープンハウスを再び行う運びとなりました。来年度はナーサリー(ブリッジ)クラスを増やすことになりましたので、幼児部は親子クラス(3歳未満)、ナーサリー(2歳9ヶ月~)、キンダー(4〜6歳)の3部編成となります。ご興味のある方は是非ご参加下さい。再編に伴い、キンダーも再度募集致します。
オープンハウスでは、学校のツアー、クラス見学、教職員及び在校生の保護者による説明があります。 【対象年齢】 親子クラス:3歳未満 ナーサリー(ブリッジ):2歳9ヶ月~ キンダー:4〜6歳 小学部:1〜6年生 *カットオフは生年月日に限らず、お子様の成長段階も考慮した上で総合的に判断させていただきます。 *ナーサリークラスは、最低人数を確保できてからの開講となりますことをご了承下さい。 【日時】 2015年6月6日(土)午前11時〜午後12時半 ご予約はこちら 見学ご希望の部を明記し、お名前、お子様のお名前、生年月日、お電話番号を添えて上記アドレスまでご連絡下さい。オープンハウスは保護者の方々を対象とした説明会です。ご都合上、お子さまをお連れになる場合には、教室見学をご遠慮させていただくこともございますので、ご了承下さい。 最近はお天気がいい日が続いていましたね。先日のメモリアルウィークエンドはいかがでしたか?今年度も早いもので、今週の授業を入れると残りはわずか3回です。1回、1回を大切にしたいと思います。 先週の読み物『このよでいちばんはやいのは』は読んでいただけましたか。読み聞かせは4歳からというものの、内容は非常にこいものとなっています。そして、最後に人間の想像力ともってきた所に、この本がとても優れているなと思いました。想像して、想像した物を形にできること。これは、人間にだけ与えられた能力の1つです。この能力をどのように使うかは、私たち次第です。 先週のクラス: 先週はソラリアムで歌を歌ってから一日がスタートしました。この日は、M君のお父様が授業の見学に来てくださいました!歌の後は、低学年のお部屋へ行って、C先生のご指導のもと、合同で最近ご結婚されたE先生のプレゼントを作りました。タマネギの皮や木の根っこなど、いくつかの材料をを使って、染め物をしました。紫色のタマネギの皮から染められる色は、どんな色だと思いますか?なんと!緑色だそうです!なんでも、特別な液体が必要だとの事なのですが、紫色から緑ができるなんて、想像がつきませんでした。できあがりが、楽しみですね。 それから、この日はM君の誕生日のお祝いをしました。M君のお母様が作ってくださったブラウニーを休み時間にいただきました。ありがとうございました! その後は、地下で劇の台本の読み合わせをしました。今回メインキャラクターの次郎の半分を演じてくれるT君は、自分の台詞をほぼ完璧に覚えていたばかりではなく、自分の前の役の台詞まできちんと覚えていて、本当に驚きました!本番までの練習はわずかですが、学校がある時には全体練習として稽古をします。台詞の暗記に関しては、みんなそれぞれのポイントにいましたが、できるだけ覚えられるようにお家でもたくさん声に出して読んでください。 そして、全体で一度読み合わせをした後は、Kさん、Sさん、E先生のご指導のもと、全員で劇で使う背景画の海を制作しました。みんなで協力して、本当に素敵な絵ができあがりましたよ。これまでは、個人の絵と向き合ってきましたが、今回のように1つの作品を全員が手分けしてするこの作業は、彼らに必要な活動の1つだと思いました。一人一人が、隣やその隣の生徒を意識しながら、自分の塗る色を確かめたり、お互いにアドバイスし合ったり、または他の子どもが届かない真ん中の部分を「大変だと思うから、ぼくがやるよ(L)」と言ってくれたり、洋服にペイントがついていても「全然大丈夫(Y)」と言って制作に集中している姿をみると、とても大きなエネルギーを感じるとともに、お互いの事をより知る事ができる活動になるのではと思いました。 最後に、掃除、帰りの会が終わってから、Rさんが、そろばんのご指導にいらしてくださいました。210から20から1まで順番に引いていくことを教えてくださったのですが、お家ではこれを何秒でできるかはかってくださいとのことでした。
今週のクラス: 今週のメインレッスンでは、立ち位置を確認しながら劇の練習をします。できるだけたくさん台詞を覚えてきてください。覚えられなくても、スラスラと言えるように練習してきてください。 それから、先週、KさんとSさんがもう一枚の背景画を作成してくださいました。これは、アホウドリが島に戻ってきた時の絵なのですが、非常に素晴らしいです。今週はこの下書きの絵に、一緒に色を塗る作業をします。ペイントがついてもいい服を来てきてください。 Yちゃんのお誕生日会は今週します。実は私の間違いで、前回1週間早くお知らせしてしまったのです!お誕生日カードは今週渡しますので、準備してきてください。 持ち物: 筆記用具、台本、そろばん、Yちゃんへのメッセージカード、お弁当、すいとう、スナック では、今週もよろしくお願いします。 今日は1年に1回の授業参観日でした。シュタイナー学校では、子供達の集中力のさまたげにならないように、また
出来るだけ普段の環境を大切にしていますので、通常は授業をほとんど公開しない傾向にあるのですが、年間たった20回しかない授業の中で、たまには子供達の学習している様子を見ていただくことも子供達にはいい刺激になるのではないか、また保護者の方たちの「どんな風に授業はすすめられているのかしら?」というシュタイナー教育の不思議を少しでも解消?理解していただけたらと思って公開しました。 ほぼ2時間あるメインレッスンクラスでの子供達の集中力に、保護者の方たちは驚かれたと同時に感動されたのではないかと思いますが、ご見学いただいた方はどう思われましたか。実は私はちょっとびっくりしたのです。何というか、子供達本当うにがんばっているなあと思ったからです。本当に楽しそうで一生懸命で、とても微笑ましく思えました。もちろん普段もこの長い授業を最後までしっかりついてくるのです。でも、今日はいつもよりもハードなプランを立てたのですが、それでもやる気満々でみんなが積極的に参加できたことはすばらしいなと改めて私自身も感動させられた授業でした。 かず 3−7の九九の段復習 手拍子、体を使って7とびまでのリズム チャートを使って8の段を紹介 おなじじゃじじいとの四則計算マッチング問題をみんなで考える。 例(2年生) 23−7=4x ◯ 43−5=8+ ◯ 17+6=2x ◯+3 例(1年生) 3+9=10+ ◯ 6+6=3x ◯ などです。 みんな考えて、考えて、掛け算だろうが割り算だろうがその役割を思い出して計算しているというよりも、わり八、かける、おたす、ひきすけの役割を一生懸命、「何だったっけ?」と思い出していた。という具合です。時間がオーバーしたので途中で切り上げようかとしたら、子供達は終わるまでプリントを放さない状態で、どうしても答えが出るまではと食いついてくる姿は私もうれしく俄然やる気をかき立てられました。このことは、シュタイナー教育の哲学では、正解が一つしかないような状況は人生にはない、いくつもある可能性の中から自分で選び取っていくのが人生だというところにまで発展するでしょう。 *授業の内容をもっとくわしく知りになりたい方は今期のブログをさかのぼってご覧になって下さい。 ことば 『たんぽぽのちえ』『はなのみち』をそれぞれ音読発表。 書写の練習:初めて本格的に作文用紙に作文の書き方を学びました。名前、題、最初の文の段落を落とす。かぎかっこの書き方など。1年生には少し難しいことは承知していますが、文章を見たまま丁寧に書写することが目的です。「殴り書き」にならないように、文字が書けるからと急いで書かないで、1文字1文字丁寧に美しく、マスの中にきちっと書いてみようと指導しました。 漢字:丸、太、少、読 (2年:すべての漢字が出来なかったのでプリント学習をしてください。)草、花、竹(1年) お話:イソップ寓話『よくばりな犬』『北風とお日様』 E先生、ご結婚おめでとうございます。E先生のご結婚祝いに小学部生徒全員でコットンのスカーフに心をこめて草木染めをするために、木の根やタマネギの皮などを思い思いに並べてお湯を沸かした鍋に入れました。どんな色や模様に出来上がるか楽しみですね。来週の授業でプレゼントしますね。 編み物:いよいよ編み物も終盤戦で、みんな平面だったものが3Dの立体となっていく過程、わたを詰めていくとそのものに命が宿ったように生きたものとなることに感動しているかのように胸に抱いて大事に扱っている姿がとてもうれしかったです。この瞬間のために、苦労しても時間が掛かっても少しくらい変でも、自分で作りあげる過程がとても大事なのです。手を出して早く仕上げてあげたいと願う気持ちはよくわかりますが、ご自宅でお手伝いされるときはそれを少し我慢して子供達に出来るだけさせていただけるようご協力お願いします。 今年の授業は終業式を含めてあと3回となっています。お引っ越しで来年は来られないお友達もいます。今一緒に楽しく勉強できること、今のこの時間はいつも「一期一会」で2度と同じことはありません。一瞬一瞬を大事にみんなで楽しい土曜日を過ごせたらと願います。今年も一年いろいろありました、が残りわずかの授業、出来るだけ遅刻、欠席のありませんようよろしくお願いします。何かお気づきのこと、その他質問などがありましたらいつでも聞いて下さい。 なお、6月6日は幼児部、小学生部とも最後のオープンハウスを行います。どうぞお知り合いでご興味のある方がいらっしゃったらお勧め下さい。 紫色やピンクの水色の菖蒲(アイリス)の花をあちこちで見かけます。白いスズランの花が可憐な姿で目を楽しませてくれます。薄青色のアガパンサスもあちこちで咲いています。新緑が深みを増して、あっと言う間に緑が生い茂りました。一年中で一番気持ちのいい季節ですね。
平日の幼稚園では、4月から毎日のように午前中はずっと外で過ごすので、私のおでこや手の甲、足の甲もあっと言う間に焦げてきました。毎日、お散歩に出るのですが、よもぎが雑草のように森や道端や我が家の庭にも生えていて、いよいよ、今週は採取に出かけて来ます。 先週の5月16日(土)は、おにぎりを作りました。皆さん、前日のご連絡にも関わらず、具材を持って来て下さり、ありがとうございました。しらす、塩昆布、佃煮昆布、梅干し、ゆかり、梅しそ、おかか醤油など、たくさんの具材が集まりました。おにぎり作りはもう、みんなお手の物です。自分の好きな具材を選んで、一人で5個も6個も作ったお子さんもいました。 時間が足りなくて、ビーズワックスのクリームは作れませんでしたが、次回のクラスのお迎え時にお渡ししますね。 この日は、Yくんのお母さまのAさんとMちゃんのお母さまのNさんがお手伝いして下さいました。いつもありがとうございます! この日の季節の歌は以下の通りです。 「ちょうちょ、ちょうちょ、菜の葉にとまれ、 菜の葉にあいたら、さくらにとまれ、 さくらの花の、花から花へ とまれよ、遊べ、遊べよ、とまれ」 「ぶんぶんぶん、ハチが飛ぶ お池の周りに、野ばらが咲いたよ ぶんぶんぶん、ハチが飛ぶ ぶんぶんぶん、ハチが飛ぶ 朝つゆキラキラ、野ばらが揺れるよ ぶんぶんぶん、ハチが飛ぶ」 「かえるの歌が聞こえて来るよ、 ぐわっ、ぐわっ、ぐわっ、ぐわっ、 ゲロゲロゲロゲロ、くわっ、くわっ、くわっ」 次回のすみれ組さんは、5月30日(土)になります。おやつには、私が森の中で採取してきたよもぎを使って、よもぎ餅を作ってみましょう。あんこやきなこと一緒に頂きます。クラフトには、一年を通して、作って来た額縁にいよいよ、ポリッシュクリームを塗ります。さてさて、上手に塗れるでしょうか。 5月30日(土)も個人面談を実施する予定ですので、急なご都合で来れなくなった場合は、一言ご連絡頂けると嬉しいです。時間が15分ずつしか取れませんが、どうぞよろしくお願い致します。 我が家の花壇では、ミントやレモンバームやセージなどのハーブ達が出て来ました。キャットミントは薄紫色の花をつけ出しました。ハーブティーやハーブの入ったお水なんかも子ども達に出してみようかしら?それでは、5月30日(土)にお会いする日まで、皆さま、お元気でお過ごし下さい。 すみれ組担任 *** PS: 読み物(英語)です。ご夫婦でご一緒に読んで、子育てのご参考になさってみて下さい。 早期教育は子ども達にストレスを生み、学ぶ意欲を失くす? Let the Kids Learn Through Play http://www.nytimes.com/2015/05/17/opinion/sunday/let-the-kids-learn-through-play.html?smprod=nytcore-ipad&smid=nytcore-ipad-share&_r=1 早期教育は長い目で見ると子どもに悪影響を及ぼす? Early Academic Training Produces Long-Term Harm https://www.psychologytoday.com/blog/freedom-learn/201505/early-academic-training-produces-long-term-harm 前日のご連絡となってしまいました。桜の季節もすっかりと終わってしまい、木の葉っぱがぐんと大きくなり、道に葉っぱのトンネルを作るブルックリンの光景は本当に素敵だなと思います。
先週は遠山京子先生のご講演がありましたが、皆様行かれましたか?内容を聞けなかったのが非常に残念でした。言語習得の道というのは、非常に険しく長いです!笑 この学校に来てくれている子ども達は、生まれながらにして2カ国語、3カ国語の世界で育っており、私のようなモノリンガルで育った者からすると非常にうらやましく思いますが、一方でモノリンガルにはない「抱えるもの」の複雑さも持ち合わせているのも事実です。 先週クラス: 先週は『地球のいのち』という詩から、私たち人間について考えてみました。まずは、地球はいつ誕生したのか(約45億年前)という質問から始め、それじゃ次に何が出来たのかという質問をしました。ビックバンという言葉も出てきましたし、それから地球に次に出来た物は「動物」と答えた生徒もいました。地球が生まれて、次に出来たのは「海」だと言われています。では、じゃ、この水はどこからきたのか?というディスカッションをしました。調べてみると、大昔の海は大雨によってできたとのことです。それもどれくらい雨が降っていたと言われているか知っていますか?約1000年もの間雨が降り続き、大昔の海が出来たのだそうです。 そして、海が出来てしばらくしてからやっとバクテリアができました。そしてまた気の遠くなるような年が過ぎてやっと魚になり、さらに色々な進化を何十億年もかけてやっと人間になりました。そして、この詩の中ではこの地球誕生から人間の誕生までを100メートルで表しており、人間の歴史というのは100メートルの中のわずか数センチしかないと述べています。また、これと似たような説明文で、私が10年以上も前に補習校で教えていた時に、光村の小学校5年生の教科書にあったものなのですが「1秒が1年を壊す」という読み物があります。これも根本は同じメッセージなのですが、こちらは地球の歴史は1年に例えており、人間の誕生は12月31日の23時59分だと書かれています。こうやって地球の歴史を子ども達がわかりやすい距離や一年に直して考えると、私たち人間が持つ地球の未来への責任というのを考えずにはいられません。 メインレッスンブックへの記入はこの詩で終わりです。ちょうど何人かの子がメインレッスンブックの最後のページにちょうど入ったと喜んでいました。メインレッスンブックは前期から続けて使っているものですが、終業式には保護者の方々に見ていただけるように展示をいたしますので、スキップしているページがありましたら出来るだけキャッチアップしていただけるよう、ご家庭でもご指導いただけましたら幸いです。その際に、参考の絵や要約文章が見つからないということでしたら、ご連絡いただけましたら対応できますのでご遠慮なくお知らせください。 詩の後は、浦島太郎を題材に今学期学習した生き物を全て取り入れて、劇「浦島次郎〜あれから3年〜」台本が完成しました。先週をそれを配布し、配役を決めました。次郎は全てのシーンに出てくるので、やはり台詞を覚えるのが大変だという子ども達の意見を取り入れ、二役しました。 今週のクラス: 今週はオープンハウスということで、授業見学が許可されております。高学年はここからは劇に向けて一直線の追い込みです。学校内の授業時間はとても限られておりますので、合わせ稽古をする場としますので、台詞はご家庭でたくさん、たくさん練習してください。 プロセスとしては、 1. まずは、自分の台詞を覚える事。 2. 次に、自分の台詞を全て順番に言える事。 3. 最後に、相手とのやり取りで、相手の台詞が終わった時に自分の台詞が言える事。(相手の台詞の最後のラインを覚えることは有効的です。) 自分の台詞を覚えなければいけないのはもちろんの事なのですが、自分が誰の後に何を言うのかということをしっかりと覚えておかなければいけないのは重要なポイントです。 それから、スナック時間にM君とYちゃんの誕生日会をします。M君とYちゃんのお母様方から、簡単なおやつの差し入れがあります。(お忙しい中本当にありがとうございます。)残りの生徒のみなさんは、簡単な手書きのメッセージを書いて持ってきてください。間に合わない場合は、こちらで準備しますので、そこにサインをしてください。 保護者の方にアホウドリの島の絵を製作をお願いさせていただいたのですが、製作は今週の時間が許す範囲から始めてください。お忙しい中、皆様のご協力に感謝いたします。 最後に、今週の宿題の読み物についてですが、『このよで いちばん はやいのは』という本を出します。これは、福音館からでている「かがくのとも」傑作集の一つなのですが、読み聞かせをするなら4歳から、一人で読むなら小学校低学年からという本で、非常に良質の本です。始めは、宿題で数回出した『くらべる図鑑』のように、動物や物を早さで比べています。しかし、最後は私たち人間についてまた考えさせられるテーマとなっておりますので、ぜひご家庭で一緒に読んでください。オリジナルは全てひらがなで書かれていますが、4年生以上の漢字にはふりがなを振った全く同じ文章をひらがな文の下に加えてリライトしていますので、お子さんの漢字勉強にも役立つと思います。本の解説へはこちらからどうぞ。 持ち物: 筆記用具、台本、そろばん、YちゃんとM君へのメッセージカード、お弁当、水筒 それでは、今週もよろしくお願いいたします。 |
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October 2020
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