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ブルックリン虹のかけ橋日本語学校
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小学部低学年5月2日授業内容

5/12/2015

 
かず

今日登場するのは四則計算にとても大事な人物です。名前は「おなじじゃじじい」といいます。彼は右と左の答えを「同じ」にする人であり、どんなかたちであっても同じ数にそろえるというおじいさんであります。記号は=と表し、「イコール」または「は」と計算式では言います。単なる答えを出すときに表す=ではなくあくまでも右と左の答えはマッチすることを子供達に強調して四則計算のバリエーションを右と左に表し、それを「は」でつなぐと四角の中の数字が見えてくるという練習をしました。2年生はさらに難しい計算をしてみんなで前に出てきてああでもない、こうでもないと一生懸命四角の中の数字を計算していました。例えば、45−5=5 x ◯、20+34=6 x ◯や、48+12=5 x ◯などです。最後の問題は難しく頭をみんなでひねっていました。これも5x12という計算はなかなかすっとは出てこないのですが、左の60という数字を分析して右をみて、例えば5が10あると50、それよりあと10多い60には5が2つ分必要だから12というクリエイティブな発想ができると、算数はより楽しいかと思います。

この単元は計算というものをどのようにとらえるかということが狙いで、単に九九などを丸覚えして計算を得意にすることを目指してはいません。もちろん九九に強いことはいいことですが、それ以上に数字の特徴、パターンを探求して、いかなる大きな数字が出てきても想像、工夫によって今後役に立つ計算の仕方、「考え方」を鍛えることに焦点をおいた授業を展開しています。また、紙に書いてする計算、頭の中でするメンタルマスなど計算の鍛え方は多岐にわたります。子供達が興味を持ち、もっとやってみたいというやる気にさせることが何よりも「算数好き」をつくる大切なポイントだと思います。また宿題には子供達が登場する文章題が出ています。自分が登場することによってなんだか照れくさいような、でもちょっとしっかり答えたいような何とも不思議な文章題を親子で一緒に解いてみてください。今週の九九の段は7段です。今週は7段を呪文のように何度も言って、表にして壁に貼って覚えてましょう!

リズムをつけた宿題方法

授業もあと残すところ数回となっていますが、今まで宿題のやり方について何度か工夫をこらし、どうすれば保護者の皆さんと子供達があまり負担に感じず宿題をこなしていけるのかを考えてきました。先週の終わりの会でもお話しいたしましたが、答えは一回に多くの時間をかけないことだと思います。つまり、小刻みにする。→ 一日の中で何をいつどこでするかを決めておく。→ それは習慣となり→ それがいつしか子供達自身で出来るリズムを作り上げる。

私は朝バスで息子と学校に通うのですが、その中で必ず音読や読み聞かせをします。長い本の場合だと1章を読みます。次第にそれが習慣となり、朝はその本を読むことを楽しみに思ってくれているようです。夕方は日記または漢字練習を1つないし2つほどさせたりします。それ以外のメインレッスンブックの仕上げはクラス前日に迫ったりもしますが、、。それから歌や詩を覚える課題があるときは、歩いているときやお風呂に入っているときと決めて、一日1回は歌うようにしています。この小さい積み重ねが知らず知らず、また大した努力や、無理強いをしないでも覚えることにつながっているようです。もちろん毎日する、そしてきちんと決めた時に必ずするという努力が必要ですが、子供達にとってリズムがあることは、毎日の生活の中でとても安心できることでなのです。どうぞ一度やってみてください。たった月2回の学校であっても、ご自宅でのしっかりしたリズムと工夫、保護者の方のしっかりしたサポートにより、日本語をそれなりにそれぞれのレベルで定着させていくことは可能だと思います。

最後に子供達とはいつも日本語で、それもきちっとした日本語で話をすること、英語まじりの日本語やまたは英語で受け答えをしないことはもう心得ていらっしゃるかと思います。日本語を話す中でも少し工夫して新しい言葉、熟語などを入れてみて、知らなかったらそれを日本語で説明して語彙を増やすような工夫もお勧めしたいと思います。特に本を読み聞かせると、知らない言葉に関する会話が生まれてその新しい言葉が記憶のどこかに残り、時にその言葉が出てきたりということもあり、こういう小さな努力が報われていると実感したりするのです。

いずれにせよ、土曜日に日本語を学びに行く環境というは「楽しい」ものであることが鉄則だと私は思います。また日本語を学ぶのにいすに何時間も座って机に向かって勉強するイメージは、日本語離れを助長させます。この現象は4年生以上の生徒に顕著に現れます。子供達が長く日本語を学ぶ環境、日本文化をもっと知りたい、つながっていたいと思える環境を作ることは、子供達が成長すればするほど真剣に取り組み考えていくべき課題であり、親自身も創意工夫を生かした環境づくりに力を注ぐことが大切かと思われます。

お知らせ

*5月16日授業参観日
メインレッスン:10時45分〜12時15分
来年度の授業についての説明会
(1〜2年生対象):2時30分〜3時30分(低学年教室)
シュタイナー教育と日本語教育、来年度の予定、方針などをお話しします。質疑応答時間もあります。新1年生の保護者の方が来られる予定なので、既存の保護者で参加できる方はぜひご参加いただき、アドバイスや体験談をお話しくださると助かります。

*母の日 Happy Mother’s Day!!
みんなで匂い袋を作り、ラベンダーを入れました。ほのかにピンクに染めたので、とてもかわいく仕上がっています。もう受け取られた方もいらっしゃると思います。どうぞどこか大切な場所に保管して香りを楽しんでください。子供達はとても一生懸命、大切にこの行程を行っていました。心がこもっていますよ。

*6月13日終業式
低学年は主に展示と音読発表をしますので、何度も読んで練習してくださいね。どの部分を読むか、何人で読むかなどは決定です。

*5月30日草木染めワークショップ
前回のワークショップはとても好評で、みんな3時間では終わらないくらいはまってしまったそうです。草木染めというのは本当に気持ちがなごみ、またその日の自分の体調や気分によって染まり具合、色なども変わってきたりします。染めのワークショップは
一般でもよく開催されているようですが、このラウラ先生とたかえ先生のコンビであればこそ、手仕事をしながらその色を心で感じ体でも体験するというまさに、Thinking, Feeling, Willing というシュタイナー教育の根本を体験してもらえるはずです。今年最後のワークショップとなります。お見逃しのないように。お席は若干まだあるようです。お申し込みはお早めに。

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