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ブルックリン虹のかけ橋日本語学校
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小学部高学年5月2日のクラスと今週のクラス

5/15/2015

 
前日のご連絡となってしまいました。桜の季節もすっかりと終わってしまい、木の葉っぱがぐんと大きくなり、道に葉っぱのトンネルを作るブルックリンの光景は本当に素敵だなと思います。

先週は遠山京子先生のご講演がありましたが、皆様行かれましたか?内容を聞けなかったのが非常に残念でした。言語習得の道というのは、非常に険しく長いです!笑 この学校に来てくれている子ども達は、生まれながらにして2カ国語、3カ国語の世界で育っており、私のようなモノリンガルで育った者からすると非常にうらやましく思いますが、一方でモノリンガルにはない「抱えるもの」の複雑さも持ち合わせているのも事実です。

先週クラス:
先週は『地球のいのち』という詩から、私たち人間について考えてみました。まずは、地球はいつ誕生したのか(約45億年前)という質問から始め、それじゃ次に何が出来たのかという質問をしました。ビックバンという言葉も出てきましたし、それから地球に次に出来た物は「動物」と答えた生徒もいました。地球が生まれて、次に出来たのは「海」だと言われています。では、じゃ、この水はどこからきたのか?というディスカッションをしました。調べてみると、大昔の海は大雨によってできたとのことです。それもどれくらい雨が降っていたと言われているか知っていますか?約1000年もの間雨が降り続き、大昔の海が出来たのだそうです。

そして、海が出来てしばらくしてからやっとバクテリアができました。そしてまた気の遠くなるような年が過ぎてやっと魚になり、さらに色々な進化を何十億年もかけてやっと人間になりました。そして、この詩の中ではこの地球誕生から人間の誕生までを100メートルで表しており、人間の歴史というのは100メートルの中のわずか数センチしかないと述べています。また、これと似たような説明文で、私が10年以上も前に補習校で教えていた時に、光村の小学校5年生の教科書にあったものなのですが「1秒が1年を壊す」という読み物があります。これも根本は同じメッセージなのですが、こちらは地球の歴史は1年に例えており、人間の誕生は12月31日の23時59分だと書かれています。こうやって地球の歴史を子ども達がわかりやすい距離や一年に直して考えると、私たち人間が持つ地球の未来への責任というのを考えずにはいられません。

メインレッスンブックへの記入はこの詩で終わりです。ちょうど何人かの子がメインレッスンブックの最後のページにちょうど入ったと喜んでいました。メインレッスンブックは前期から続けて使っているものですが、終業式には保護者の方々に見ていただけるように展示をいたしますので、スキップしているページがありましたら出来るだけキャッチアップしていただけるよう、ご家庭でもご指導いただけましたら幸いです。その際に、参考の絵や要約文章が見つからないということでしたら、ご連絡いただけましたら対応できますのでご遠慮なくお知らせください。

詩の後は、浦島太郎を題材に今学期学習した生き物を全て取り入れて、劇「浦島次郎〜あれから3年〜」台本が完成しました。先週をそれを配布し、配役を決めました。次郎は全てのシーンに出てくるので、やはり台詞を覚えるのが大変だという子ども達の意見を取り入れ、二役しました。

今週のクラス:
今週はオープンハウスということで、授業見学が許可されております。高学年はここからは劇に向けて一直線の追い込みです。学校内の授業時間はとても限られておりますので、合わせ稽古をする場としますので、台詞はご家庭でたくさん、たくさん練習してください。

プロセスとしては、
1.  まずは、自分の台詞を覚える事。
2.  次に、自分の台詞を全て順番に言える事。
3.  最後に、相手とのやり取りで、相手の台詞が終わった時に自分の台詞が言える事。(相手の台詞の最後のラインを覚えることは有効的です。)

自分の台詞を覚えなければいけないのはもちろんの事なのですが、自分が誰の後に何を言うのかということをしっかりと覚えておかなければいけないのは重要なポイントです。

それから、スナック時間にM君とYちゃんの誕生日会をします。M君とYちゃんのお母様方から、簡単なおやつの差し入れがあります。(お忙しい中本当にありがとうございます。)残りの生徒のみなさんは、簡単な手書きのメッセージを書いて持ってきてください。間に合わない場合は、こちらで準備しますので、そこにサインをしてください。

保護者の方にアホウドリの島の絵を製作をお願いさせていただいたのですが、製作は今週の時間が許す範囲から始めてください。お忙しい中、皆様のご協力に感謝いたします。

最後に、今週の宿題の読み物についてですが、『このよで いちばん はやいのは』という本を出します。これは、福音館からでている「かがくのとも」傑作集の一つなのですが、読み聞かせをするなら4歳から、一人で読むなら小学校低学年からという本で、非常に良質の本です。始めは、宿題で数回出した『くらべる図鑑』のように、動物や物を早さで比べています。しかし、最後は私たち人間についてまた考えさせられるテーマとなっておりますので、ぜひご家庭で一緒に読んでください。オリジナルは全てひらがなで書かれていますが、4年生以上の漢字にはふりがなを振った全く同じ文章をひらがな文の下に加えてリライトしていますので、お子さんの漢字勉強にも役立つと思います。本の解説へはこちらからどうぞ。

持ち物:
筆記用具、台本、そろばん、YちゃんとM君へのメッセージカード、お弁当、水筒

それでは、今週もよろしくお願いいたします。

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