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ブルックリン虹のかけ橋日本語学校
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2017年9月16日  1、2、3年生授業報告

9/22/2017

 
今年第一回目の授業が始まりました。
長い夏休みを終えて戻って来た子供達。去年とは違う朝日のたっぷり入るお教室に入って、そこここに飾られている美しい色のシルク、水彩画の作品、暖かい壁の色、それら全部がみんなを迎えてくれているようなお教室に入ってほころぶ子供達の顔をみて、私もみんなとの再会をとても嬉しく思いました。
今日はみんながんばって9時半に間に合うように登校された生徒がほとんどで、遅刻しないで登校しようという気合いも感じられ9時半過ぎにはろうそくに火をつけて朝の会を始められる事が出来ました。(保護者の皆様ご協力ありがとうございます。)
担任が前に立ち、ひとたびろうそくの火がともされると、みんながろうそくの火を見つめ、自然に教室に静寂が訪れます。そして静かにろうそくの火の前で朝の詩をみんなで唱えます。
その後、挨拶をして教師と握手をかわします。
シュタイナー教育では担任教師は朝、子供達と出会ったら必ず子供達の手を握って握手を交わします。これにはこんな意味があります。
手というのは子供達の体調をものがたりります。暖かい日でも手が冷えきって冷たい時、あ、まだ目が覚めてないなあとか、きちんと朝食を食べたかな?とか体調はどうかなとかを感じる事が出来ます。またふっくらと暖かい手を握った時はたくさん歩いてきて体温が少しあがって授業をする準備が出来ているようだな、とかそんな事も感じられます。
手を握ってお顔を拝見して子供の名前を読んで「おはようございます。」と挨拶をします。
単に子供達と朝の挨拶をかわすにとどまらない、大切な朝の子供達との対話の時間です。
そうして、今日一日が漸く始まるのです。
<笛の練習>
静かな季節の歌や笛の練習を朝の時間は行います。
それはこれから一日始まる授業の前に息を深く吐いたり吸ったりして呼吸を整えるような作業でもあります。
以前にも笛は取り入れた事がありますが子供達の気持ちが落ち着く事、集中力が高まる事も考えて今年は久しぶりに笛に挑戦しています。
1、2年生にはペンタトニック(5音階)3年生以降にはダイアトニックの笛を与えてまずは持ち方、笛の加え方、息の吐き方、穴を押さえて変化する音の高低を体験しました。
吹いたら音が出るというのは楽しいもので時に「キーーキーー」という耳をつんざくような音が時に鳴ったりもしながら単に吐くという行為の難しさを体験しつつも、みんな初めての笛を楽しんで吹いていました。
シュタイナー学校ではプラスチック製ではなく、ドイツ製の木で出来た笛を使用しています。
呼吸を整えるという意味は、この笛は口先で軽く吹くのではなく大きく口を開けて口全体で笛先を加えるようにします。そして喉の奥を大きく開いた状態で息を「はうーー」と吹き入れます。ちょうど窓ふきのときにガラスを曇らせて息を吐きかけるような感じです。
口を尖らせて吹く篠笛のような唇に緊張が走らない吹き方なんです。これは普通の縦笛を吹く時ともちょっと違っていますね。よって深い呼吸が自ずと出来る事、そうする事によって心が落ち着いてくるという事にも繋がるんでしょう。そうやって身体を少しずつ暖めてやります。
<ソラリアムでの体育の授業>
ソラリアムでは、円になって広がったり縮んだり身体のバランス運動をしたり、また鬼ごっこや伝承の遊びをしたり、鬼ごっこ、大縄跳びなどに発展する事もあります。
歌を歌って手遊びをしたりととにかく身体を動かして全身を使って遊びます。
<メインレッスン授業>
1、2年生
お話:風の神と子ども
お話の時間にはろうそくをともします。明かりを消して子供達はお話に集中します。
誰も一言もしゃべらず一生懸命お話に聞き入っています。時にビーズワックスのかけらを手渡して手のぬくもりでそれを暖めながらお話に耳を傾けたりもします。
お話を聴き終えたら早速大きなメインレッスンの画用紙に聴いたお話の絵を一緒に描いて行きます。
丁寧に少しずつ一緒に子供達とまるでお話が再現されるかのように一場面を描いて行きます。
絵は子供達の印象に残った部分が強調される事があるので同じ絵を描いていても木の葉っぱが色鮮やかだったり、絵の中のお堂がとても立派に描かれたり、夕日が赤く燃えるような背景だったり、北風が強くたくましく描かれていたりとみんなそれぞれ個性のある絵が出来上がり見ていて微笑ましい限りです。
あ、い、う、え、お
母音をフォルメン線描を描き、あ行を学びました。
文字の特徴をとらえてその印象を重んじる事を大切にしました。
例えば、風のしっぽに捕まってやって来た所は栗の木や柿の木が食べきれないほどたくさんあるところでした。子供達は 「おおおっ」とおどろきで胸がいっぱいになった気持ち。
あたりは暗くなってうちに帰る手だてが見つからずろとうに迷った時の「えええ、、、」
やっと北風に自分達の村につれて帰ってもらい、お父さんお母さんに会えた時の感動「ああああっ」そのように母音から生まれる感情を印象としてとらえて指導しました。
また文字の特徴をフォルメン線描で表現しその特徴を描いた後文字を実際に書いてみました。
1年生はまだまだ文字をビジュアルにとらえて形を知るところにいると思います。
2年生は母音についての説明加えて今年は復習の意味も兼ねて行いました。
2年生 メインレッスンノート
今日のお話のタイトルをメインレッスンのノートに書く。ブロッククレヨンのお父さんグマの部分を使って縦に線を引いて行を作る作業。
色を変えてまたその隣に3本線をひき、今日のお話の題名を書きました。
来週以降は単文を書いて行きます。 
1時間半もの時間、描く、書く作業が続きました。子供達の集中力の高さには目を見張るものがあります。
<宿題>
*お話の読み聞かせ(出来るだけ毎日、2週間の間に何度もきかせる)
*漢字、言葉をノートに書いてくる。 
*手仕事(持って帰った生徒は次週必ず持ってくる事。
*詩の暗唱 (フォルダーに入っています。)
3年生 (杏奈先生)
大豆の起源について話をしました。普段なにげに私達がよく食べている大豆について調べ学習をして大豆からできる加工食品作りにも挑戦して行きます。大豆に興味を持って行ってくれる事を期待しています。
漢字: 大豆、肉、切る、作る
言葉、表現: 「畑の牛肉」えいようか、しょくひん
要約文をメインレッスンブックにうつす。
<宿題>
要約文をノートに書いてみる。新出漢字の練習、新しい言葉をつかって単文作り、
大豆の実験レポート
<手仕事>
まず手始めに縫い物(ししゅう)を行う事にしました。
草木染めでそめた絹糸をウール100%のフエルトにさして行くのはかなり手、指の力がいります。手仕事では子供達は一言も話さず手を一生懸命動かしています。
本当に美しいそして平和な時間が流れる時です。
いすを輪にして向き合って座っているのに誰も他の人のことは気にならず自分の手を常に動かして針をさす事のみに集中できる。誰も静かにしなさいとか立ち歩かないとか注意する事も必要のない穏やかで静かな時間だけが流れて、でも同じ空間にいる私達は、まとまりのある心地よい一体感も感じられるのです。
​いつか参観のときなどに保護者の方をお呼びしてて仕事のクラスでの子供達の姿をご覧頂ける機会をもうけたいと思っています。お楽しみに、
小学部低学年担任
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