今期は朝の時間に「相撲」に取り組んでいます。
片足のけんけん相撲、手押し相撲、ペンギン相撲、インディアン相撲、日本式相撲、腕相撲など様々な相撲が世界には有ります。 子供達は力を競う事がたいそう面白いのか、精一杯の力を出して相手をまかそうと顔を真っ赤にして奮闘しています。 筋力、バランス、集中力、忍耐力、そして何と言っても身体をふれあって行う遊びは情緒をそだてます。ご自宅でも保護者の方とする時は子供達と条件が近くなるような設定を作って行ってあげる事をお勧めします。例えば両足で立つ時は親は片足になってあげるなどの工夫です。 成長に伴って自分の体がどのくらい大きくなっているのか、手足はどのくらいでお友達にとどくのか、どれだけの力をだすとどのくらいの物が動かせるのか、など実際使ってみない事には分からない物です。何事も体験を持って学ぶ事が大切ですね。 また身体のサイズが違うお友達とお相撲をする時でも自分はどのように立ち回れ場自分より大きいサイズのお友達を押し出す事が出来るのか、逆に自分より明らかに小さく、弱いと思われるお友達にどのくらいの力加減をしてあげると押し倒さないですむのか、実際身体で遊んでみないと理解できない事だと思います。 普段はお友達とじゃれたりして遊ぶ事が少なくなっている遊びの場であえて子供達に安全にかつ思いやれるような環境を提供する機会はとても貴重だと思いますがいかがでしょうか? どうぞご家庭で試してみてください。子供達はほんとにお相撲が大好きです。 *大縄跳び(連続はいり跳び) 今現在すべての生徒が一列に並び間を置かずにどんどん輪の中に入っては抜けるという練習をしています。導入の仕方によってはほぼ全員がタイミングをずらさず輪の中にどんどん躊躇せずタイミングを合わせて入れるのです。これはすごい事です。 ただいま記録更新中です。 メインレッスン(1、2年生) 今週の授業では、「金太郎」を取り上げました。 相撲をテーマの一つに取り上げていること、また金太郎が動物達に対する優しい思いやりのある行為なども含まれたとてもいいお話だと思います。 誰でもが知っているお話では有りますがペダゴジカルな部分ででも自分の得意な部分を人や動物の役に立つ事に使うという教訓もあわせてお話ししました。 題材: 自然界の生き物がそこで関わる人間との昔話を中心に学んでいます。 メインレッスン授業 お話: 金太郎 1年、漢字:大小、 ひらがな:き、さ 2年、漢字:左、右 要約文 、反対言葉、 アクティビティー :片足相撲、押し相撲、 おおなわとび(連続入り跳び、全員跳び) 歌、詩: どじょっこふなっこ、 早口言葉、(プリント配布) いしっころ(谷川俊太郎)(プリント配布) *詩や早口言葉はご自宅でプリントをみて練習してください。 桃の節句 行事 おひな様の由来のお話(本)/ 甘酒をたしなむ ボランティアのかえ先生にお話をしていただきました。 Nさん(Kちゃんのお母さん)にたまごボーロのお裾分けを頂きました。ありがとうございました。 <水彩画>:早春にちなんで花が芽を出して花をつけた絵を描きました。いつもにじみ絵の時間は子供達が静かに心置きなく思い思いに自分と向き合うとてもいい時間を過ごせる貴重なアクティビティーです。 <手仕事> 今学期から手仕事という科目が増えました。 手仕事は単に編み物、縫い物の技術を身につけるいう目的で存在するのではありません。 シュタイナー教育の大切なカリキュラムを担っている主要科目の一つであり、1年から8年まですべの学年で毎週最低でも2クラスずつ設定されているというような教科です。 日本で言うと家庭科のような教科でもあると言えるかもしれません。 でも決定的に違うのは技術を教えることがゴールではないということです。 それではどうしてこの科目を重んじるのかというと、 それは、この教科を通して 人間は大きな揺るぎないものに生かされていることをまなぶ 全ての素材は自然が与えてくれたものを基本的に使います。 草木染めの材料 動物からいただいた毛や皮植物、虫からいただいた繊維など 昔から人々は生きて行く中で自然から恩恵を受けてと共存して来ました。 そのいうな素材に厳選し、自らの手をつかい時間をかけて役に立つもに、必要なものを作ります。その作業には忍耐と集中力、またそのものに対する敬畏が必要です。その行程がいずれ子供達の意志の力、生きる力を強めます。 ご家庭でどうぞ手仕事の宿題のサポートをお願いします。質問がある場合はクラスが終わった後に受け付けさせていただきます。 今週はこのように内容が盛りだくさんとなりましたので終わる時間が延長してしまいました事をお詫び申し上げます。 小学部担任 Comments are closed.
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October 2020
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